Off-the-Job Training
JET2024では昨年に引き続きOff-the-Job Trainingを開催いたします。JETならではのこだわりモデルを作成していますので、若手の先生には普段直接触れないデバイス、手技に触れるチャンスです。
講師は全てJETファカルティにお願いしており、内科、外科双方の経験豊富なDr.からの学びを得ることが出来ます。
ハンズオンの時間は3時間、モデルは9つ用意しています。20分ごとに移動する形となるので、時間がタイトです。事前にオリエンテーションをしっかりと確認いただき、スムースなハンズオンを心掛けて下さい。
日時: | 2024年6月16日(日)9:10~12:30 *受付:8:30~ |
会場: | 福岡国際会議場 5階 L-1(503室)、L-2(502室)
(〒812-0032 福岡県福岡市博多区石城町2-1 TEL:092-262-4111) |
募集人数:先着18名
定員に達したため、募集を締め切らせていただきました。
見学は自由に出来ますので是非ご参加をお待ちしております。
参加方法: | 事前申込が必要です。
以下、お申込み用紙をダウンロードいただき、必要事項をご入力の上、メール(secretariat[あ]j-et[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。))添付にてお申込みください。
※定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承ください。
※Off-the-Job Trainingの参加費は無料ですが、参加にあたってはJET2024への参加登録が必要です。 |
取得可能単位数 4.5単位(3時間分)
指導医
講師:前半 9:00~10:50
藤村 直樹(慶應義塾大学) |
宿澤 孝太(東京慈恵会医科大学) |
白須 拓郎(東京大学医学部) |
柴田 豪(札幌医科大学) |
杉原 充(福岡大学病院) |
相原 英明(筑波メディカルセンター病院) |
篠崎 法彦(浅間総合病院) |
上月 周(大阪府済生会中津病院) |
鈴木 理穂(市立札幌病院) |
鈴木 健之(東京都済生会中央病院) |
講師:後半 10:50~12:30
山岡 輝年(松山赤十字病院) |
菊地 信介(旭川医科大学) |
久良木亮一(済生会唐津病院) |
高山 利夫(東京大学医学部) |
岩田 曜(船橋市立医療センター) |
吉岡 直輝(大垣市民病院) |
徳田 尊洋(名古屋ハートセンター) |
鈴木 健之(東京都済生会中央病院) |
辛島 詠士(下関市立市民病院) |
田中綾紀子(仙台厚生病院) |
モデルの種類
- スイッチバックモデル(Original)
- 止血デバイスモデル
(テルモ株式会社、アボットメディカルジャパン合同会社、コーディスジャパン合同会社)
- トロンビン止血+Distal puncture(Original、テルモ株式会社)
- R2Pモデル(テルモ株式会社)
- SUPERA留置モデル(アボットメディカルジャパン合同会社)
- フィルター留置回収モデル(クックメディカルジャパン合同会社)
- OUTBACKモデル(コーディスジャパン合同会社)
- コイルモデル&ETOSS(クックメディカルジャパン合同会社、朝日インテックJセールス株式会社)
- EVAR, EVTモデル(日本ゴア合同会社)
スイッチバックモデル(JET Original)
目的: | Retrogradeに挿入されたシースをAntegrade方向に入れ直す方法を学ぶ |
方法: | スイッチバックモデルを使用する(1つ)。ガイドシースを挿入してTEMPOのUFを使用する。AortaでUFの形を戻してレトロにワイヤをSFA方向に導入する。カテ、シースを穿刺部ギリギリまで引いてきて、ガイドワイヤをAnteに取り直す。早めにシース、カテを引いてしまった場合に穿刺部から2-3㎝ナックル形状でワイヤのみが残りますが、ワイヤを引くとワイヤが真っすぐになる挙動がポイントになります。 |
止血デバイスモデル
目的: | 止血デバイスの正確な留置方法を学ぶ。 |
方法: | 各デバイス1人1コまで?使用可能となります。3つあるので各人のペースで手技を進めていただきます。各デバイスの操作方法を用意しますが、通常の方法以外のTIPS等も合わせて指導願います。 |
運営協力: | テルモ株式会社
アボットメディカルジャパン合同会社
コーディスジャパン合同会社 |
トロンビン止血+Distal puncture(JET Original、テルモ株式会社)
目的: | 仮性瘤に対してのエコーガイドでのトロンビン止血を確実に行えるようにする。 |
方法: | 仮性瘤トロンビン止血モデルを用いる(1つのみ)。エコーガイドで23Gニードルを仮性瘤に穿刺する。針が瘤内に確認出来たらOK、確認できなければ生食フラッシュでモザイクエコーを確認すること。瘤は浅いものからトライして余裕があれば深いものも行っていただきます。 |
R2Pモデル
目的: | RadialアプローチからのEVTを学ぶ。 |
方法: | TERUMOのモデルを用いて行う。Radialからガイディングを、アーチを超えてIliacまで導入する。その上でデバイス挿入を行い、バックアップがないことを確認してもらいます。 |
SUPERA留置モデル
目的: | SUPERAステントの正しい留置を学ぶ。 |
方法: | アボットのモデルを用いて行う。正しい留置と前拡張が不十分な病変ではElongationしてしまうことを体感してもらいます。 |
フィルター留置回収モデル
目的: | IVCフィルターの正しい留置と回収の方法を学ぶ。 |
方法: | クックのモデルを用いて、Guntherの留置と回収を体験してもらいます。 |
OUTBACKモデル
目的: | OUTBACKの正しい使用を学ぶ。 |
方法: | Cordisのモデルを用いて行う。まずはシミュレータを用いてL、Tの確認してカニュレーションの操作を学んだ後、シリコンモデルで実際のものに触ってもらいます。 |
コイルモデル&ETOSSモデル
目的: | コイルの正しい使用を学ぶ |
方法: | クックの2Dモデルを使用する。止血のため血管を選択的に塞栓する方法を指導願います。セレスキューの使用方法も学びます。また、ETOSSを用いてガイドワイヤの挙動を体験してもらいます。 |
運営協力: | クックメディカルジャパン合同会社 朝日インテックJセールス株式会社 |
EVAR, EVTモデル
目的: | EVAR手技(CTAG)の実際を学ぶ。またはガイドワイヤの特性を学ぶ。 |
方法: | ゴアのモデルを使用して、EVAR手技を学んでいただきます。EVT希望者は(VIABAHN留置モデル)を用いて、SFAからIliacの治療を学んでいただきます。 |