Japan Endovascular Treatment Conference 2020(JET2020)

2020年2月21日(金)〜23日(日) 会場:ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター 実行委員長:飯田修(関西労災病院 循環器科)

JETTALKs見どころ

JETTALKs on Air見どころ

Day 1

JETTALKs第1日目はPADとAORTICプログラム

12:00から始まるJETTALKSのオープニングプログラムである【PAD-1】からは、最新のクリニカルエビデンスをお届けします。特に、DCB関係のデータが多く、国内症例を対象にした、IN.PACT DCBの12か月、LUTONIX DCBの6か月のPMS(市販後調査)が公表されます。近々承認予定のRanger DCBの治験データも国内初公開!
【PAD-2】から【PAD-4】はEducationalコースとして、アクセスサイト・ガイドワイヤーセレクションおよび至適薬物加療について本分野のスペシャリストからのTALKが続きます。特に昨年承認された難治性CLI症例への遺伝子治療薬コラテジェンの使用経験は必見です。
15:30からの【AORTIC-1】は最新のEVAR治療戦略のデバイスの使い分けを豊富な臨床経験をもつオペレーターから。【AORTIC-2】は血管内治療医が知っておくべきコイル塞栓治療についてサマライズします。

Day 2

JETTALKS 第2日目はPADとAV access

2日目のスタートは【PAD-5】(Ao-iliac)に注目。多くの経験・エビデンスから議論が尽きたかと思われている領域にも種々の問題や新デバイス・テクニックが豊富にあります。日本のエビデンス。複雑病変の結果や新デバイスであるカバードステント、日本のお家芸であるラディアルからの治療などますます議論は白熱しています。
13:00 【PAD-6】【PAD-7】からはSFA!ついにデバイスの出そろったSFA治療において最適なVessel Preparationは何か、ファイナライズデバイスをどう選ぶか。最新のエビデンス・データを踏まえ、いよいよ大きな進歩がなされそうです。
15:00からは【PAD-8】 CLTIセッション。基礎編としてCLTIは治療戦略をどう考えて、何に困っているのか、現状評価を行います。
16:00からの【AV access】プログラムは本邦にも多い透析患者さんのシャントへのアプローチです。透視を使わないエコーガイドでの治療や、新デバイスであるバイアバン・IN.PACT DCBの導入がされる本領域からもしばらく目が離せません。

Day 3

JETTALKs 2週目のスタートはVenous Interventionとパクリタキセル問題

今後本邦でも導入が予定されているVenous Interventionはその基礎から応用・海外の状況など系統立ててお話しします。【Venous-1】12時からは静脈の基礎と、表在静脈のインターベンション・下肢静脈瘤への治療です。
【Venous-2】 13:00からはAcute DVTやPEなど比較的緊急度の高い疾患のアプローチ法、新規デバイスの紹介。
【Venous-3】 14:00は代わって慢性期疾患であるPTS, NIVLの基礎から応用まで、海外のトップオペレーターのTalksも必見です。
【Venous-4】 15:00からはIVCフィルターの立ち位置と最適な使用法、その後JET Venousのサマリーでは、静脈治療を今後どのようなスキームで発展させるか、海外でご活躍の日本人医師・深谷先生からの提言です。
16:00からはJETTALKs最大の見どころの一つ、【パクリタキセル問題】です。一昨年に衝撃的な論文とともに世界中で議論を呼んだ本問題は日本国内でどう収束するのか、中村正人先生からのプレゼンテーションは、SFA領域で行った治験・PMS含めた国内データを公開します。さて、最終結論が出るのか?

Day 4

JETTALKs最終日はやはりPAD

まず【PAD-9】は現在のBTK interventionのテクニックと治療・評価方法の提言。【PAD-10】は限界の多いBTK治療の成績向上を目標としたデバイス、テクノロジーについて。国内で治験が終了したDCBと治験中のDES、そのポテンシャルはいかに?
14:00からの【PAD-11】はSFA。Day2に続きまた違った角度からのファイナライズデバイス選択法について。
15:00からの【PAD-12】は、豊富に蓄積されつつあるImagingデバイス、IVUSからの情報。要るのか要らないのか、何を観ればいいのか、そしてデバイス選択につなげるか。
15:30-【PAD-13】【PAD-14】はCLIの傷処置・代替治療を多方面から深く切り込みます。
16:30からの最後のプログラムは、【Case Presentation】。トップオペレーターだからこそ持つ後悔の症例・懺悔の治療。いつも悩みは尽きません。最後に実行委員長・飯田修よりJET2021に向けた提言を行い、JETTALKSは終了です。

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