当学会について

代表理事挨拶

 この度JET代表理事を拝命しました東邦大学医療センター大橋病院の中村正人です。就任に際し、ご挨拶を申し上げます。

 JETのルーツは、前代表理事横井良明先生が立ち上げられた2003年JPICにあります。当時、循環器内科でこの領域に積極的に関わろうとする医師は限られていましたが、JPICはライブデモンストレーションを通して学ぶ場を提供し、今日の礎となる大きな役割を果たしました。2007年にはJETと名を変え、翌2008年4月新宿のヒルトンホテルで第1回大会が開催されました。予想を大きく上回り1000名に近い方に参加いただきJETへの期待を確信したことをよく覚えています。

 そして、2012年からJETは一般社団法人になりました。この間、アジア諸国から注目されるライブデモンストレーションへと大きく成長し、コアラボ業務、産官学による連携業務、臨床研究支援などへと活動の範囲を拡大しました。このように、JETは横井代表理事のもと大きく成長しました。

 今日、医療政策は大きく変わろうとしています。高齢化社会を迎えての医療費の問題、働き方改革などがその代表です。今後は、治療手技の標準化、適正化が強く求められることでしょう。その議論において、ライブデモンストレーションの役割はさらに大きくなり、教育性のある内容が強く求められることになるでしょう。

 一方、新たな治療は実臨床における有効性、安全性の検証によって適応が拡大されることになるでしょう。しかし、新臨床研究法の制定により臨床研究へのハードルが高くなっており、新たな仕組みが求められています。2025年に施行される働き方改革は、病院経営根幹からの見直しを迫ることになるでしょう。

 このように、医療システムの変換が求められている時代であるからこそ、学会の枠を超えた産官学による平場での議論が求められることになると思います。その場をJETは提供します。これまで通り権威にとらわれない自由な発言や活動を可能とすることで、本邦の医療の向上に寄与していきたいと思っています。若手医師が積極的に活躍できるような組織、チャレンジ精神を失わないように柔軟な組織運営を目指してまいります。大海をさまようことなく、航路を決めていきたいと思いますので、関係各位の方々には積極的な参画をお願いするとともに、針路が怪しいときには忌憚のないご意見をお寄せください。

東邦大学医療センター大橋病院 循環器内科

中村 正人

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